第14帝國物語 ~元帥がやてくる Yar! Yar! Yar! ~

3月14日(日) 午後18:00 渋谷 O-EAST

楠本柊生帝國元帥 presented カイザー・リッター
『第14帝國物語 ~元帥がやってくる Yar! Yar! Yar! ~ 』

横長のライブハウスいっぱいに椅子が並べられ、立ち見の方もいる超満員。
いつもとは違う ビジュアル系バンドのファンらしきお嬢さんたちに囲まれての観劇でした。
しかも 何の予備知識もないままに行ったものだから
笑うべきところとか、盛り上がり方というのがよくわからず
ちょいちょい取り残されておりました。
もっとも予備知識を入れたところで変わらなかったと思うけど(笑)

今さらではありますが、非公式のファンサイトを発見して読んだところ、
以前 楠本さんが主宰していた「劇団第14帝國」というのがあったそうですね。
この舞台はお芝居を演じるのではなくて、第14帝國という精神世界が舞台上にあって
公演は式典、観客は臣民、役者はリッターと呼ばれます。
登場人物は 役者が役を演じるのではなく、その世界の当人。
だから伊藤くんも その世界の当人である伊藤中佐ということだったのですね。

舞台の内容は、第14帝國の軍隊組織を主役とし、
シリアスに描く前半部分と、それを覆すような とんでもないコメディーになる後半部分、
それに挟まれた “オールナイト14” というトークコーナーで構成されていると・・・
全くその通りでした(笑)
以下、簡単な内容と ほぼ伊藤くんのみの感想になります。

 ***

階段状の舞台に元帥を頂点として軍隊が整列。
伊藤くんは、一番下のほうで旗を持っていました。
軍服っていうのは誰でも似合うと思うけど、スラリとして実にカッコよかったです!!

<前半>
後方支援として前線に向かう途中の隊に、快勝したのでその必要はないという伝令が来て、
来た道を引き返そうとするが、一瞬にして道に迷ってしまう。
湖のほとりに 地図にはない城を発見し調査しようと踏み込むが
大人数の食事の用意がされていることに不信感を抱き、一度戻ることになる。
その時、白い仮面を見つけ、ひとりが惹かれるようにそれを持ち帰ってしまう。
元帥は城の話を聞いて 「忘れろ」「何も持ち出さなかったな」 といわくありげ。
どうやら元帥と千葉大将だけが、何かを知っている様子。
「あれから10年」 と謎をかけたあたりで前半終了。

<オールナイト14>
懐かしの オールナイトニッポンのテーマ曲が流れて トークショーが始まりました。
元帥が進行役で、リッターは階段状になっているセットに座っています。
10年というのがキーワードで、それぞれの10年前の写真を入手したと。
これが会場の左右にあるスクリーンに映し出されるんですが、
伊藤くんのは、中学3年生のバレーボール選抜のときの集合写真と新聞の切り抜き。
集合写真は どこにいるのかわからなかった、残念。
切り抜きは、今とあまり変わらない・・・笑っていて目が線だったよ(笑)
身長 181㎝ と書いてあってびっくりでした。
『デカレンジャー』 のオーデションの話になって、
「緑というその色は、どうなんだ?」 と聞かれて 微妙だったというような答え(笑)
「希望したのか?」 という問いには
周りが (熱い感じで)赤、赤!とか(クールに)青、青!と言っている中で
自分は そういうのをまぁまぁと間に入るような役をやりたいと言ったら
ほんとうにそういう役になった。緑がいいとは言わなかった と言っていました。

<後半>
持ち帰った仮面は、しゃべる呪いの仮面。
言葉巧みにリッターたちを操り、仲間割れを起こし、帝國を崩壊させようとする。
この仮面の正体は、10年前 元帥に殺されたリチャードの怨念が乗り移ったものだった。
10年前、元帥はクーデターを起こそうと目論んでいたが、
事を起こす前に認められたため、クーデターの必要はなくなる。
しかし千葉大将は、このことが知れてはまずい。
すべてを知る者の口はふさぐべきとして、味方に攻撃の手を向けようとする。
元帥は、どうせやらなければならないのなら 自らの手でやる。
それが仲間に対する自分の気持ちだと、心ならずも仲間を手にかけたのだ。
結局、リッターたちは、仮面によって自滅してしまうが、
元帥の気持ちを知ったリチャードは やっと成仏することができ、
共に戦い殺された仲間の元へ還って行った。
というような話 なのかな。

さて、あらすじだけ書くとシリアスですが、お芝居のほうはハチャメチャで(笑)
しゃべる仮面は、関西弁でまくしたてる千葉繁さん。
いろいろと持ちネタを披露して下さって、知っている人にはたまらない贅沢。
私としては 「うらめし! うらめし!」 の連呼に おぉっ!

リッターを操るといっても、元帥に毒を盛るように勧めるオーソドックスなものもあれば、
なぜか腹話術の人形だと思い込まされていたり、
何でも願い事が叶う仮面だと聞かされ仮面を追いかける者がいたり・・・
伊藤中佐は、仮面教の教祖だと信じ込まされ、
軍服の上に白装束、移動は常にホッピングを使用(笑)
お金を出すように言われて 約5万円の全財産を差し出しますが、
「クレジットカードも出せ」 の言葉に 素の 「えっ?・・・」
戸惑っていると楽屋のほうから何やら舞台に放り投げられたものが。
「ちょっと! これホントに俺の財布!」 笑いながら仕方なくカードを出します。
「さっき台詞を間違えたからか」 なんてブツブツ言いながら(笑)
「さすがの私でもわからないことがある。暗証番号も教えろ」 と言われて
何やら小声で仮面に言ってましたが、「なんだ、語呂合わせか」 だって。
ホッピングって難しいのかもしれないけど、うまく飛べなかったね。
なんか飛べないところが伊藤くんらしい とか言ったら失礼か(笑)

うまく説明できないんだけど、仮面リッターというライダーのパロディがありました。
仮面リッターによってひとりずつ倒されていくんだけど、
伊藤くんのあとに倒される人のとき、デカレンジャーのジャッジメントのパロが!
「これはデカレンジャーのジャッジメントタイムを勝手にパロディしたものだ」
とかなんとか、倒れている伊藤くんが説明しました(笑)

それから、どうしてそういう流れになったんだっけなぁ ^^;
仮面リッターと戦うために、伊藤中佐がデカグリーンに変身しました!
デカレンジャーのテーマ曲が流れて、ライセンスを手に変身ポーズ。
「5年ぶりの変身のうえに、ライセンスはこのシーンのためだけに
スタッフがヤフオクで手に入れたものだ」 という伊藤くんの説明入り(笑)
この後、千葉さん扮するライダー2号が現れて、伊藤中佐はやられちゃいます。
ライセンス、伊藤くんはもらえたのかな(笑)


 ***

独特な世界観はあると思いますが、
あまり難しく考えずに観たらいいんじゃないかな という舞台でした。
個人的には 軍服姿にクラッとして、まさかのデカレンジャーにテンションアップ。
役者としての顔も、素でしゃべっているような部分も両方あって楽しめました。

私の席からだと、楽屋で千葉さんが仮面の声をあてている様子や、
舞台を見ている伊藤くんが見えてとってもお得でした。

残念だったのは、パンフレットがなかったこと。
カメラマンが写真を撮っていたけど、ただの記録用なのかなぁ。
DVD になるなら、私はぜひ購入させていただきたいです。
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by hiro3egao | 2010-03-16 01:54 | 舞台
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