<   2009年 06月 ( 1 )   > この月の画像一覧

映画 『斜陽』

6月19日(金) 14:10 K'sシネマ

あらすじ(VOX45より)
 ある日突然、伯父(小倉一郎)の援助が途絶え、
 親類の別荘へ越すことになる かず子(佐藤江梨子)と母(高橋ひとみ)。
 慣れ親しんだ旧家への想いから、病にとらわれ弱り始める母。
 そんな母の元へ かず子の弟・直治(伊藤陽佑)が帰ってくる。
 三人の生活は、思いもよらない方向へと滑り出した。
 直治の仲間・上原(温水洋一)との再会、母の死、そして・・・。
 苦難に立ち向かう かず子の姿を描いた、ヒューマンドラマ。


文学作品と言われるものは、なんとなく取っ付きにくい気がしていましたが、
読んでみると思ったほど読みにくくもないし、難しくもありませんでした。
特に今回は、登場人物が映画の配役で頭に浮かんできたので、
かえって読みやすかったかもしれません。
伊藤くん扮する直治は、最初、悪ぶった口調が馴染めませんでしたが、
読み進めて日記や遺書のくだりになると、無理なく伊藤くんと重なる気がしました。
もちろんファンだからという贔屓目もあるでしょうけど、
この役に伊藤くんを抜擢してくれてよかったなと思いました。

さて、そんなこんなで期待と少しの不安を抱きながら映画を観たのですが・・・
原作は難しくなかったけれど、映画はなかなか難しかったです。
あれだけの作品を短時間で描くのは難しいということなのでしょうね。
原作を読んでいないと、回想シーンの時間的な流れがわかりにくいと思うし、
お母さんが庭でしていたことの意味とか、ヘビの持つ意味とかわからないと思います。
逆に原作を読んでいるからこそわかる小道具というのかな・・・
例えば自殺した直治のそばに置いてある石膏の手首とか?
そういう実は意味があるんだよ みたいな部分もあるから、
原作を読んでから映画を観るほうがいいでしょうね。

それと、すごく気になったのが、一体いつ頃の時代設定なのかということ。
始まってすぐキウィを見た瞬間、原作よりずっと現代に近いことはわかったんですけど(笑)
じゃあどれくらい近いのかというと、これが中途半端で・・・
家のつくりとか飲み屋の雰囲気はけっこう昔っぽいけど、直治の服装はもう少し現代風かな。
かず子の服装はどう考えても古いし、金銭感覚がなさそうなお嬢様だけど、
いきなり携帯電話で上原あてにメールを打ち始めるのにはビックリ。
そこはやっぱり手紙でないと、いくら時代設定があやふやでも極端過ぎる気がします。

温水さんはとても好きだけれど、私が思う上原のイメージではないかな。
それはまぁ、好みの分かれるところだと思いますが。
今さらながら、佐藤さんって本当に背が高いです・・・うん。

伊藤くんの直治は、やっぱりピッタリだと思いました。
蒼白くてひょろりとしていて、どこか精神的に病んでいるような感じで。
原作通りなら阿片中毒っていうのが最初にあって、お酒に溺れていくんだけど、
薬に関しては触れていないし、戦争に行っていたとか貴族という設定でもないみたいだから、
精神的に病んで ついには自殺という、その心情が描かれなくて とっても残念です。
自殺したシーンもあまりはっきり描かれてはいなかったけど、あれはあれでいいのかな。
いい役だったので、もっと観たかったと言ったら贅沢かな(笑)

 ***

伊藤くんの曲は、はっきりわかったけども、流れたのはほんの数秒でした(笑)
音を小さくしてBGMのように入るのかと思っていました。
本日解禁になったPVはサビの部分らしく、なんだか違う曲みたいに感じました。
早く 1曲通して聴きたいものです。

夜は伊藤くんのトーク&弾き語り。
ロビーに出たら、廊下の奥に弾き語り用のマイクがありました。
歌聴きたいなぁ・・・と思いながらマイクにバイバイして即帰途につきました。
普段映画を観ないので、久しぶりの映画はやっぱりおもしろかったです♪
[PR]
by hiro3egao | 2009-06-20 01:18 | 映画